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初めての車検(4)ヘッドライト交換 [Appia]

Koito製ヘッドランプに交換しました。
レンズカットが変わり、レンズ径も小さくなりました。
左小糸製、右実車に装着されていたもの。固定はどうにか改造しなくて済みました。
これで車検準備は終了です。

La2Koito製.jpg La1HL.jpg
      LA3_Koito詳細.jpg
【KOITO [ 小糸製作所 ] 電球交換式ハロゲンヘッドランプユニット (丸型2灯式12V)
【品番】 HSSB-16-12HP】

初めての車検(3) [Appia]

ヘッドライトの交換。現状のヘッドライトはクロームのリムを外すと反射鏡からレンズは
外れてしまい光軸が定まらないため急遽国産のライトに交換することになりました。
固定方法は今のところ未定です。

LaHL2.jpg   LaHL3.jpg

初めての車検(2) [Appia]

車検時の追加項目はスイッチ類のピクトグラム(pictogram
/Picture Symbols:絵文字)表示です。ラベルを制作して
貼ることにしました。ヘッドレスト、バックランプは現状の
ままでパスしそうです。制動、ヘッドライト等、不安材料は
かなりありそうですが結果は次回。

LAin1.jpg
LAin2.jpg


初めての車検 [Appia]

名義変更をして初めての車検は近所の自動車整備工場にお
願いしました。消耗部品、オイル等は持ち込みになります。
車検の結果は後日。

車検1.jpg


ドアミラーと取り付けクランプの制作(1) [Appia]

現在取り付けているドアミラーは、フィアット500/
600用のアフターパーツです。 ドアの端面に装着する
クランプタイプでボディへの加工はありません。しかし付
属するクランプは板厚が厚く、試しに取り付けてみたとこ
ろドアが閉まらなくなってしまいました。アッピアのパー
ティングは驚異的に狭く1.5mm程度しかありません。
そこで板厚0.8mmで図面を引いて、業者に発注ました。*

ミラー1a.jpg

ミラー0.jpg ミラー0A.jpg

ミラー1c.jpg

* ネットで個人も対応する金属加工業者にお願いしまし
た。図面の確認とやり取りが2日~4日ぐらいで納期は2
週間ほど、価格はたぶん金属加工業の平均的な時間単価だ
と思います。

アッピアのフロントシート補修 [Appia]

内装のリニューアルを計画中ですが、オリジナルを維持して
いくことも一つの選択肢と考えています。 60年近く使い
込まれたシート生地はとても薄く繊細な感じでドライバー席
に集中して擦れて破れています。 以前、ダイソーで購入し
た補修布を使用しましたが、今回は御徒町ユザワヤで見つけ
た補修布を試してみることにしました。

シート1.jpg シート2.jpg

  補修布ダイソー.jpg  補修布ユザワヤ.jpg



シートの天日干し [Appia]

久しぶりの晴天。アッピアS2、60年のインテリアの匂
いを少しでも抑えるためにシートの天日干しをしました。
たたいてから掃除機で吸引したところ、パウダー状の塵が
かなりでてきました。

LAPインテリア.jpg

LApシート天日干し.jpg LApシートの塵.jpg


アッピアのラチェット式ボンネット開閉ロック [Appia]

ボンネットを開けてそのまま少し下すとロックが効いて固
定。閉めるときは少し上げるとロックが解除されるのでそ
のまま閉めることができる凝った機構。
開口角度が少ないので、先端のロックの部分が頭に当たる。
もう少し大きく開いてくれると良いのだが。
ボンネットステイ1.jpg ボンネットステイ2.jpg
ボンネットステイ3.jpg ボンネットステイ4.jpg
ボンネットステイ5.jpg ボンネットステイ 6.jpg

アッピア・ボンネットゴムダンパー交換 [Appia]


ボンネットのゴムダンパーは経年変化でひび割れている。
部品を取り寄せて交換。
ボンネット内側のインシュレーターは時代を隠せない。どう
にかしなければ。

アッピアボンネット裏.jpg アッピア ボンネットゴムダンパー.jpg
アッピアボンネットラバー.jpg

アッピアの魅力的なディテール(まとめ) [Appia]

ドアトリム全景。手が触るインターフェース部分のデザイン
は形状、質感、配置ともに魅力的である。
【(美の)神は細部に宿る:God is in the details】建築家
ミース・ファンデルローエ(Ludwig Mies van der Rohe)
の言葉。

フロントドア配置図.jpg リアドア配置図.jpg

アッピアの魅力的なディテール(7) [Appia]

三角窓ロックとドアロック
小さな部品はエッジを立てた形状でなく曲面で構成されて
いる。使い勝手に合わせた配慮がうかがえます。

三角窓ロック1.jpg 三角窓ロック2.jpg    
ドアロック2.jpg ドアロック1.jpg

アッピアの魅力的なディテール(5) [Appia]

ドアハンドルの形状も繊細で美しい。

ドアハンドル1.jpg ドアハンドル2.jpg

アッピアの魅力的なディテール(4) [Appia]

アルミ鋳物のウインドーレギュレーター
今の車には見かけなくなった部品。
ナイーブな形状のアーム部分とシンプルな取っ手、ドアト
リムの皿型のカバーすべて同じ素材。丸平マイナスねじも
違和感はない。
ドライバー側の先端ハンドルは邪魔にならないよう折り畳
み式。

パッセンジャー側レギュレーターハンドル.jpg パッセンジャー側ドアレギュレーターハンドル1.jpg
ドライバー側レギュレーターハンドル2.jpg ドライバー側レギュレーターハンドル1.jpg

アッピアの魅力的なディテール(3) [Appia]

アルミ鋳物のドアハンドル
たぶん木型のモデルを作りながら仕上げたのだろう。繊細
な曲線が美しい。アルミの冷たさを感じない。

ドアハンドル.jpg

アッピアの魅力的なディテール(2) [Appia]

ファブリック
シート、ドアトリムと同じ素材のファブリックとビニール
レザーで、できたドアポケットはドアトリムの内側にある
ゴムひもで伸びをコントロールしている凝った構造。

ドアポケット.jpg

アッピアの魅力的なディテール [Appia]

1:スチールとクロームメッキ
灰皿
ダッシュボードセンターとシートバックレスト背面にあり
ます。スチールにメッキだが細かいエッチング模様はなか
なか品があって安っぽさは感じません。

フロントアシュトレイ.jpg リアアシュトレイ.jpg


アッピアS2のキーホルダー [Appia]

アッピアS2のキーホルダーはイタリア トリノのバック・
旅行カバンで名高いMIALUIS製を入手しました。
黒の革に紺色のステッチ、エンボス加工のランチアのロゴ
が入ってとても上品なデザインです。

Keyholder_portachiavipell.jpg

https://ja-jp.facebook.com/mialuis.it?v=wall&viewas=0&filter=2
https://www.pinterest.com/mialuis/



アッピアS2のマニュアル [Appia]

1956年製アッピアS2のオーナーマニュアルのコピー
はebayなどで入手できます。
S1,S3、S3ステーション・ワゴン(Giardinetta 
Viotti)ミニバン(Furgoncino)ヴァン(Camioncino,)
救急車(Autolettiga)のマニュアルや修理マニュアルも
PDFをダウンロードが可能です(すべてイタリア語)。
古い車を維持できる体制が確立されています。A5サイズ
のマニュアルは車検証入れに入れています。


アッピア_オーナーマニュアル.jpg   アッピア_修理マニュアル.jpg

アッピアS2ゴムペダルの交換 [Appia]

ブレーキ、クラッチ、アクセルペダルのゴムカバーがかな
り減ってきているので在庫をしていたパーツと交換するこ
とにしました。

AppiaS2 Pedal.jpg

AppiaS2ブレーキ_クラッチペダル.jpgAppiaS2アクセルペダル.jpg

アッピアS2タッチアップペイントの制作 [Appia]

エンジンコンパートメント、トランクルーム、等、外装以
外はいたるところに塗装が剥げていました。タッチアップ
塗料は付随していたが少量です。
新規に塗料を制作することにしました。色手板を作ってか
ら調色とスプレー缶にしてくれる塗装店を調べ発注しまし
た。出来上がったスプレーでスペアホィール格納スペース
の錆びを取って塗装しました。

Appia S2 TouchUp1.jpg Appia S2TouchUp2.jpg

Appi S2タッチアップペイント.jpg

アッピアS2 観音開きドア・センターゴムシール製作 [Appia]

観音開きのドアの隙間はL型のゴムでシールされています。
繊細な部品で雨の多い日本ではあまり役に立ちそうに見え
ません、イタリアでは十分なのでしょう。購入時はかなり
劣化していてぼろぼろの状態だったので、1mmのゴムシ
ートを購入してとりあえずL字に加工して取り付けました。

アッピアS2センターシールゴム2.jpg アッピアS2センターシールゴム.jpg 
センターシールゴム3.jpg

アッピアS2・フロントエンブレム [Appia]

この時代のランチアはエンブレムのレプリカも入手可能で
す。アッピア、アウレリア用です。

Lancia Emblem 0..jpg Lancia Emblem Appia S2.jpg




アッピアS2、 リアフラッシャーレンズ [Appia]

購入時リアテールライトのメーカーが左右異なっていた。
左側がキャレロ製、右がノーブランで右もキャレロ製に。

taillight0..jpg AppiaS2 tailLump.jpg 



アッピアS2 ハンドスロットルの復活 [Appia]

作業途中でいろいろとチェックしていただいた中で、新た
にハンドスロットルの復活をしていただきました。
ハンドスロットルはダッシュボード下、ハンドルコラムの
左下にあるレバーです。
右側はチョークレバーです。レバー側で切れていたワイヤ
ーをメカニックの方が部品を制作して復活させてくれまし
た。今までチョークでの始動はいつもかぶってしまってい
ましたが一発でかかるようになりました。

AppiaS2 Interface.jpg

アッピアS2ハンドスロットル1.jpg アッピアS2ハンドスロットル2.JPG

アッピアS2 オイルフィルター交換 [Appia]

メカニックの方からオイルフィルターケースの取り付け面
が樹脂のようなものでシールしてあり代替えのシールゴム
の在庫の確認がありました。
イタリアの業者にフィルターの写真を送ったところ、パー
ツ構成図が送られてきたので、その図の番号に従ってスペ
アパーツを注文しました。 1週間ほどで到着して、確認
をしたところ寸法が合いません。 結局メカニックの方が
それに代わるパーツ部材をサークルカッターて制作してく
れました。
オイル・ドレンプラグの工具が無いため自作していただき
ました。

Oil filter.jpg AppiaS2 Oil Plug.jpg

AppiaS2 Motore filtro olio.jpgsunoco20-50.jpg

オイルはSUNOCO ULTRA 20W-50を使用した。

アッピアS2 リアドラムブレーキのオーバーホール [Appia]

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アッピアは車庫の中での少しの移動は押して動かしていま
したが、少しずつ動きが重くなってきました。しまいに押
しても動かなくなりました。
ジャッキアップで一輪ずつ動きを調べたところ左後輪の動
きが悪いことが確認されました。
近所に古くからある自動車修理工場を知人に紹介していた
だき、事情を話したところイタリア車の修理は初めてだが
慎重に対応していただけるとのことで引き受けてくれまし
た。
一緒にエンジンオイル交換と各部の点検もお願いしました。

AppiaS2 Drum Break2.JPG AppiaS2 Drum Break1.JPG

 リアドラムブレーキはマスターシリンダーからオイル漏
れがあり、たまたまストックしていたオーバーホールキッ
トを持ち込みました。
ブレーキシューはオイルで剥がれかかっていたので早速イ
タリアの業者に発注しました。

アッピアS2・内装のファブリック [Appia]

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60年近く経っているアッピアの内装はかなり劣化してきて
います。運転席側シートは擦れて破けているところも多数
あります。購入時はドアトリムも含め張替えを考えて、業
者に見積もりをお願いしました。オリジナルに近いファブ
リックを探しています。

アッピアS2インテリア.jpgアッピアS2ファブリック サンプル.jpg

アッピアS2・ナンバープレート取り付けステイの制作 [Appia]

フロントナンバープレートの取り付け位置のバランスはと
ても気になります。 イタリアのフロントプレートは
約62mm×268mmで薄くてかっこがいい。その取り付け
位置で国内のプレートは約165mm×330mmを付けると
当然下側が100mmほど伸びてしまいます。見た目も下に
伸びすぎてます。地上からの高さも気になる。新たに取り
付けステーを制作しました。

Numberplate.jpg

PlateStay.jpg

アッピアS2・ドアハンドル取り付け丸平マイナスねじ [Appia]


ドアハンドルのねじが一つだけ異なるもので止めてありま
した。他もかなり錆が浮いています。新品をWebで探して
みたが見りません。

後日ランブレッタのHPを見ていたところ、アッピアと同様
のねじがありました。その情報をもとにMCのパーツを扱
う業者から入手可能なことがわかり発注しました。長さが
少しだけ異なるが見た目は全く同じです。

( ランブレッタ用のマイナスネジ M5×15ミリ Lambretta
ランブレッタVESPAベスパ用)

DSCN2842.JPG マイナスネジ M5×20ミリ LambrettaランブレッタVESPAベスパ.jpg


アッピアS2・エンジンコンパートメントのリフレッシュ [Appia]

アッピアのOHVヘッドカバーを結晶塗装、エアクリーナ
の塗装、エンジンコンパートメント各部のタッチアップ、
ウインドーウォッシャー・リザーバータンクの清掃、各配
管、配線の清掃をしました。

Appia S2 Engine compartment1.jpg Appia S2 Engine compartment2.jpg