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イタリア広場 Piazza d'Italia(1975年)アントニオ・タブッキ著 村松真理子訳  [Reference]

イタリア車が作られた文化的な背景を理解するための一つと
して読みました。

地中海に面した、トスカーナ地方の村の、貧しい三世代にわ
たる一家の物語。
時代は19世紀末のイタリア統一期から、第二次大戦後の共和
制発足の混乱期まで。激動のイタリア現代史を、ある家族の
叙事詩として描かれています。
ランチアの設立者ヴィンチェンツォ・ランチアと重なる時代
です。
 物語は「エピローグ」が巻頭にあって。時代を前後しなが
ら進んでゆきます。
双子や同名の親子などや、表現や物語の曖昧さなどなかなか
理解できなく、何度も読み返し戸惑うこともありましたが読
み終えた後は新鮮で後の引く内容でした。

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出版社 ‏ 白水社 (2009/9/1)
単行本 ‏ ‎ 228ページ

アントニオ・タブッキ(Antonio Tabucchi, 1943年9月23日 -
2012年3月25日)


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上野公園の紅葉(黄葉)2 [Appia]

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東京芸術大学音楽学部裏通り、東叡山寛永寺 圓珠院前で。
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1939年ランチア アプリリア Bilus ピニンファリーナ [3DCG]

アプリリアのプラットフォームは、約20,000台の標準セダ
ンと、オリジナル以外にコーチビルダーで約7,000台が特注
で生産されています。
このアプリリアは、ピニンファリーナの「Bilus」と呼ばれ
るボディワークで、初期計画図と数少ない実車の写真を基
に制作しました。
ボンネット前端から後端まで引かれたクロームのラインと
前後ドア形状のイメージは後のアウレリア セダン,アッ
ピア セダンに引き継がれています。

Lancia Aprilia   Bilus 20221210a1. .jpg

Lancia Aprilia   Bilus 20221210b1. .jpg

Lancia Aprilia   Bilus 20221210d1. .jpg

アッピアS2のスケッチ
https://tre-graffitis.blog.ss-blog.jp/2017-02-27
https://tre-graffitis.blog.ss-blog.jp/2017-02-20
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1951年 ランチア アウレリア GT [3DCG]

アメリカ合衆国の小説家アーネスト・ミラー・ヘミングウェ
イがとても気にいていた車の一つがランチアです。晩年には
アウレリアでスペインの旅を半年の間助手席から景色を眺め
て楽しんだそうです。

アウレリア GT(1950年~1958年)はシリーズ6
までほとんど一年に一回のペースで、変更されて総生産台数
は3871台でした。
このスケッチは初期の図面をもとに再現しました。後期モデ
ルとの違いは主にヘッドライトとリア周りです。

今回からレンダリングソフトを変更しています。

20221204b.jpg

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20221204c.jpg

20221204e.jpg

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