Cピラーキャップの複製(シリコン型取りと樹脂注型) [Montecarlo]
Cピラー上部の樹脂キャップは数年で劣化、補修してもす
ぐにひび割れをしてしまいます。生産終了ご30年以上経っ
ているので純正部品は入手できません。
英国のモンテホスピタルから入手した*GRP製はしっかり
できていますが肉厚がオリジナルより厚く、調整しながら
削り込まないと取り付けることができず、交換しないまま
になっています。
ストックしているスペアも経年変化で変形が始まっていま
す。今のうちに対処することにしました。
手間がかかりますが、シリコンで型取りして、樹脂注型を
することにしました。
*GRP (GFRP) : Glass fiber reinforced plastics,
Glass-reinforced plastics
ガラス繊維強化プラスチック・熱硬化性プラスチック(樹脂)
材料は近所の模型材料工具専門店で揃えました。
① 平泉洋行 ハイキャスト黒
② クオレス Mr.シリコンバリアー
③ ワッカーシリコン(2Kg)硬化剤
④ モデリングクレー(手元にあったグレーのインダストリ
アルクレー)
⑤ 型枠用シナベニヤ 3mm/5mm(手元の廃材)
⑥ 接着剤(木工ボンド/エポキシボンド)粘着テープ
⑦ 田宮模型 プラ丸棒 (湯口、空気抜き)
⑧ 軽量升/スポイト/紙コップ/攪拌棒
⑨ 5mm×30mmボルト/座金付ナット
プロセス
① 型取りをするパーツの基準点を設定する治具の制作
② 型割を設定するためにクレーでパーティングライン面の
作成
③ 型枠と湯口。空気穴のための5mm丸棒の取り付け
④ シリコンバリアー塗布、板内側シリコンの注入
⑤ シリコンバリアー塗布、板外側シリコンの注入
⑥ 原型パーツの取り出し
⑦ 5mmボルト配置、シリコン型固定
⑧ キャストの注入
⑨ 取り出し
内側に5mmのボルトがインサートされています。
ボルトを基準にした治具を作ります。
型枠を作り、型割をクレーで作ります。白い丸棒は注入と
空気抜きです。
シリコンを注入します。
シリコンを裏側に注入してから型枠を取り除きシリコン型
の完成です。
5mmのボルトを型の穴に固定してからキャストを注入し
ます。
左が原型、右の多少バリがあるのが複製。
今回は左右5セット複製しました。
今回使用したハイキャストの耐光性、耐熱性、経年変化等
がどのようなのかはわかりません。
とりあえず保護膜として*塗装をして装着予定です。
http://tre-graffitis.blog.so-net.ne.jp/2015-04-03-1
ある程度ならば量産も可能です。
費用は表面データ測定のために3Dスキャニングをして
3Dプリンターを使用するより格段に安価に納まりました。
ぐにひび割れをしてしまいます。生産終了ご30年以上経っ
ているので純正部品は入手できません。
英国のモンテホスピタルから入手した*GRP製はしっかり
できていますが肉厚がオリジナルより厚く、調整しながら
削り込まないと取り付けることができず、交換しないまま
になっています。
ストックしているスペアも経年変化で変形が始まっていま
す。今のうちに対処することにしました。
手間がかかりますが、シリコンで型取りして、樹脂注型を
することにしました。
*GRP (GFRP) : Glass fiber reinforced plastics,
Glass-reinforced plastics
ガラス繊維強化プラスチック・熱硬化性プラスチック(樹脂)
材料は近所の模型材料工具専門店で揃えました。
① 平泉洋行 ハイキャスト黒
② クオレス Mr.シリコンバリアー
③ ワッカーシリコン(2Kg)硬化剤
④ モデリングクレー(手元にあったグレーのインダストリ
アルクレー)
⑤ 型枠用シナベニヤ 3mm/5mm(手元の廃材)
⑥ 接着剤(木工ボンド/エポキシボンド)粘着テープ
⑦ 田宮模型 プラ丸棒 (湯口、空気抜き)
⑧ 軽量升/スポイト/紙コップ/攪拌棒
⑨ 5mm×30mmボルト/座金付ナット
プロセス
① 型取りをするパーツの基準点を設定する治具の制作
② 型割を設定するためにクレーでパーティングライン面の
作成
③ 型枠と湯口。空気穴のための5mm丸棒の取り付け
④ シリコンバリアー塗布、板内側シリコンの注入
⑤ シリコンバリアー塗布、板外側シリコンの注入
⑥ 原型パーツの取り出し
⑦ 5mmボルト配置、シリコン型固定
⑧ キャストの注入
⑨ 取り出し
内側に5mmのボルトがインサートされています。
ボルトを基準にした治具を作ります。
型枠を作り、型割をクレーで作ります。白い丸棒は注入と
空気抜きです。
シリコンを注入します。
シリコンを裏側に注入してから型枠を取り除きシリコン型
の完成です。
5mmのボルトを型の穴に固定してからキャストを注入し
ます。
左が原型、右の多少バリがあるのが複製。
今回は左右5セット複製しました。
今回使用したハイキャストの耐光性、耐熱性、経年変化等
がどのようなのかはわかりません。
とりあえず保護膜として*塗装をして装着予定です。
http://tre-graffitis.blog.so-net.ne.jp/2015-04-03-1
ある程度ならば量産も可能です。
費用は表面データ測定のために3Dスキャニングをして
3Dプリンターを使用するより格段に安価に納まりました。
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